異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

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異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

あなたは大丈夫? 眠くなる「病気」は存在する

あなたは、日中にリラックスした状態から、無意識のうちについ眠りに落ちてしまった経験はありませんか?

  • 活字がびっしりの本を読もうとした時
  • テレビやパソコン前でボーッと画面を見ていた時
  • 食後、横になってく心地よくつろいでいた時
  • 自分以外が運転している車で座っていた時
  • 人と話しをしていた時

上記のような状況から、そのまま眠りに落ちてしまい「気づいたら数時間が経過していた…」

そういった体験が1度きりでなく、何度も何度も繰り返しているのなら、単なる眠気として片付けて良い問題ではない可能性が高いです。

というのも、あなたの体内で予期せぬ「病気」が進行しているサインの可能性があるためです。

眠くなる症状がセットになる病気は意外と多く存在するので、この機会に理解しておいた方が良いかもしれません、

ということで、今回は、「眠気に直結した病気」についてご紹介していきます。

 

眠気の病気リスクを高めかねない6つの原因とは?

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

眠気に関連した病気は、あなたの生活のなかに原因がある場合がほとんどです。

他人事として放置してしまうと、トラブルが拡大してしまうおそれも…。

まずは、睡眠関連の病気を招く原因について、見ていきましょう。

原因① 眠りの質が悪い

眠りの質が悪い人ほど眠気に関連した病気リスクを高めてしまいます。

健全な人の睡眠時には、日中の活動している間に出来た疲労物質を分解・解消しているのですが、睡眠の質が悪い人の場合はそれらの処理が円滑に行わません。

そのせいで「免疫力低下」「慢性的な疲労」に遭遇しやすく、眠気を感じる病気へと進行してしまうのです。

原因② 不規則な生活リズムで暮らしている

健康ブームな現代では「不規則なリズムのしわ寄せは生活習慣病という形で跳ね返ってくるので要注意!」と頻繁に耳にしますよね。

その生活習慣病とは「糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症・脳卒中・慢性閉塞性肺疾患・心臓病・がん」など、病気の総称ですが、この生活習慣病の症状には「眠気」がセットになることが少なくありません。

不規則な生活をくり返すほど体内では大きな負担が掛かりやすくなるので、将来的に眠気で悩むだけでなく、別の形の健康被害に遭遇してしまうかもしれません、

原因③ 栄養バランスに偏りのある食生活

インスタント食品を好む人や、偏食傾向な人、暴飲暴食な人など「栄養素」の摂り方に問題を抱えている人は睡眠に関連する病気リスクが高くなる傾向にあります。

言うまでもなく、栄養素は生命活動には不可欠な要素です。

その栄養素が粗悪だったり、欠損していたりすれば、健康状態への異常が発生するのは必然なのです。

原因④ 自律神経が正常に機能していない

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

自律神経とは、血流・呼吸をはじめとした、私たちが普段の生活で無意識に行っている生命活動を制御する部位にあたります。(場所・視床下部~背中)

この自律神経は2タイプあり、緊張状態・リラックス状態それぞれ入れ替わるものの、24時間絶え間なく活動しています。

  • 運動習慣が極端に少ない
  • 日光を浴びる時間が短すぎる
  • 湯船に浸からず、シャワーで済ましている
  • まいにちの生活で強いストレスを感じている
  • 常に休まらない、または常にだらけた生活をしている

上記のような環境下で生活をしている人は、自律神経が不健全な状態となりやすく、結果として睡眠に関連した病気も抱えやすくなります。

原因⑤ 加齢による変化

人は等しく老いていきますが、加齢現象も睡眠に関する病気を招く原因のひとつ。

たとえば、健全な睡眠に不可欠なホルモン「メラトニン」は加齢の影響が出やすく、中高年になるにつれてその生成が滞りがちになります。

当然のことながら、メラトニンが不足すると、不眠を招いたり質の悪い眠りに至るリスクは高まります。

加齢による身体の変化はメラトニン以外にも、広範囲に若かった頃には考えられない健康トラブルを招きやすくなります。

全身の機能が衰え、健康バランスを崩しやすくなる結果として、眠気を伴う病気に遭遇しやすくなるのです。

原因⑥ 生理(ホルモンバランスの変化)

女性特有の生理は、ホルモンバランスへの影響があることはご存知だと思います。

女性ホルモン「プロゲステロン」の量が増大することが、眠気が強まることが少なくないようです。

「プロゲステロン」は催眠効果が強い特徴があり、それに付随する病気を誘発することがあるのです。(例・月経関連過眠症)

 

このように、眠気関連の病気リスクを高める原因は複数存在します。

上記にある原因に思い当たる箇所が多い人は、すでに「病気」となって身体に悪影響が始まっているのかもしれません。

(なお、就寝時間以外での強い眠気が伴う病気は、遺伝子、体質のような先天的な要素が影響を与えるケースもありますが、そういった問題は今回は除外しています。)

 

あなたは大丈夫? 眠気に関連する病気11例

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

睡眠関連の病気にはどういったものがあるのか、病名、症状、特徴などを紹介します。

眠気で毎日つらい場合は、病気が進行している可能性もあるため、確認をする意味でも、一通り目を通してみてください。

「不眠症」

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「不眠症」とはその文字が示すとおり、思うように眠れなくなる病です。

患者比率では、若い年齢ほど遭遇する確率は低く、男性よりも女性が多い傾向にあります。

  • 海外の移動頻度が多く、時差が安定しないビジネスパーソン
  • 自宅以外で眠る生活が長期化 & 安心して眠れない人
  • 寝室の気候が安定せず、眠りに支障をきたしている人
  • 日光を浴びる時間が少なく、明るい部屋で眠っている人
  • 身体に眠りを妨げる何かしらの異常がある人
  • 精神が滅入るような不健全な生活を送っている人
  • 眠りを妨げるタバコ・アルコール・カフェインを過剰摂取している人

このような上記のようなケースほど、不眠症に悩まされやすいようです。

ストレスが多い生活を送っている人が遭遇しやすい「精神生理性不眠症」をはじめ、いくつかの病気を疑っておくことをお勧めします。

ちなみに、この不眠症の定義は以下を参考にしてみてください。

眠りに入るまで、2時間以上掛かる「入眠障害」
入眠後、複数回に渡り急に目が覚める「中間覚醒」
眠りから覚めた際、爽快感がなく、疲労感が残る「熟眠障害」
本来、目覚める時間よりも2時間ほど早く目が覚める「早期覚醒」

上記のような問題を1週間のうちに2回以上経験している人は不眠症である、と判断されます。

ただし、一時的な心身の不調による眠りのトラブルは不眠症の定義から外れるため、自身での判断はやや難しいかもしれません。

「概日リズム睡眠障害」(がいじつリズムー)

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

あまり聞き慣れない単語ですが、「概日リズム睡眠障害」も睡眠に関連する病のひとつです。

病名は読みづらいですが、「がいじつリズムすいみんしょうがい」が正しい読み方となります。

睡眠自体は健康的な状態と大差が無いのですが、通常の生活リズムとは大きくズレが生じる問題を伴うため、規則正しい生活を送ることが非常に困難になる厄介な病気といえます。

概日リズム睡眠障害の主な症状では

(A)夜間に時間通りに眠れなくなり、日中に眠気が強く出る
(B)倦怠感が強くなり、食欲がめっきり落ちる
(C)眠りに入る時間帯が徐々にずれていく

…と、このような身体の変化が顕著になっていくようです。

日勤・夜勤の不定期なシフトの仕事が当たり前になっている人は特に体内時計が狂いやすく、その延長上に「概日リズム睡眠障害」に至るケースが少なくないようです。

ちなみに概日リズム睡眠障害は後述の「睡眠相後退症候群」をはじめ、「睡眠相前進症候群」「交代勤務睡眠障害」「非24時間睡眠覚醒症候群」「不規則型睡眠覚醒パターン」「時差症候群」など、数種類に細分化されます。

「睡眠相後退症候群」(すいみんそうこうたいー)

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

「睡眠相後退症候群」は、ひとつ上の項目の「概日リズム睡眠障害」に類する病です。

患者は10~20代に集中し、夏休みが終了した直後の学生さんがこの病気に直面したり、不登校の学生さんが実はこの病気だった、とあとで発覚するケースが少なくないようです。

眠りに関する病気の上に、本人も病だと実感しづらいため、「怠け癖の強い子」と周囲から誤解を受けたまま解決が遅れがちになる傾向にあります。

症状では「夜型な生活が当たり前になり、日が登る頃に眠くなる」の昼夜逆転した状態になるため、普段の生活自体が難しくなってしまいます。

「睡眠時無呼吸症候群」

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

「睡眠時無呼吸症候群」とは、文字のとおりで睡眠中に呼吸が停止(10秒以上)してしまう厄介な病気です。

英語圏では、Sleep Apnea Syndrome といわれ、日本でも頭文字を取って「サス」と呼ぶ場合があります。

眠りが浅くなることで、日中時の強烈な眠気に苛まれる頻度が高まることに加え、起きているあいだずっと倦怠感がつづいたり、集中力が途切れやすくなるといったデメリットも…。

睡眠時無呼吸症候群は女性よりも男性の患者が多い傾向にあります。

加えて、働き盛りのビジネスパーソンに集中しているため、あなたが第一線でバリバリ働く男性であれば、特に警戒しておいた方が良いかもしれません。

重篤な場合は、「脳」への健康トラブルに発展するおそれがあるのが他の病気よりも厄介な点といえるでしょう。

「脳梗塞」「動脈硬化」のように、死亡リスクを飛躍的に高める状況だけでなく、睡眠時に呼吸が停止したまま死亡…というケースも存在します。

ちなみに(例外もありますが)発症者の多くは以下のような共通点があります。

  • あなた = 30代半ば~60代男性
  • 肥満体型(メタボ)である &首が短く、下顎が小さい、歯並びが悪い
  • 飲酒&タバコを頻繁に摂取している
  • 高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往症がある
  • いびきが尋常じゃないほど大きい(家族から苦情がでるほど)
  • 急に呼吸が苦しくなって目が覚めることがある
  • 睡眠の途中でトイレのために目が覚める
  • 起きた際に汗の量が多いと感じる

上記に思い当たる点が多い上、「仕事中、なぜか眠くなる・・・」と悩みをお持ちの場合は、睡眠時無呼吸症候群かどうかの健康診断を受けておくことを強くオススメします。

状況によっては気道を塞ぐ箇所にメスを入れる「外科手術」を必要とすることもあるため、先送りにしないように注意を払っておきましょう。

なお、若い人ほど発症率は低いのですが、65歳を超えた場合の推定発症率は10パーセントになると言われています。

「特発性過眠症」(とくはつせいー)

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

「特発性過眠症」は日中にとても強い眠気を伴う病気です。

特発性過眠症は、睡眠時間が10時間を超えるタイプと、6~10時間に収まるタイプに別けられます。

後者の場合は健康な人と大差ないように見えますが、この睡眠時間+昼間の眠気によって生じる1~4時間程度の睡眠が続きます。

類似の病気で「ナルコレプシー」を連想される人もいるかもしれませんね。

しかし「特発性過眠症」は、仮に過眠を取ったとしても脳が休まらない“ノンレム睡眠” が割合の多くを占めるため、ナルコレプシーのような目覚めた直後の爽快感は得られません。

そのため、目覚めたあとも頭がボーッとした状態が続いてしまうのが厄介な点といえるでしょう。

軽く眠気を解消しようと仮眠すると逆に眠気がひどくなる上、酷い場合ではおよそ10時間を超える追加の睡眠時間がないと寝ぼけた状態が続いてしまう人もいるのだとか。

症状を感じるのは10代~20代(25歳未満)が多くを占めるため、受験に向かって勉強を頑張りたい人や、新社会人は特に警戒が必要な病です。

※備考

「特発性過眠症」は「ナルコレプシー」と判別が難しい病です。「ナルコレプシー」はレム睡眠を含むため、一時的とはいえ目覚め後の爽快感が得られます。2つの病気について、昼寝直後のあなたの状態をもとに参考基準にしてみてください。

「反復性過眠症」

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「反復性過眠症」は1日あたり15時間を超える異常な眠気が特徴で、症状が3~20日ほど継続してしまう病気です。

時間とともに徐々に回復が期待できるのですが、その後に再発し得るリスクが残る病でもあります。

主に青年期にあたる世代に「反復性過眠症」の患者が集中しています。

反復性過眠症のよく見られる症状では、

  • 注意力が散漫になるのでミスを起こしやすい
  • 集中力が著しく衰えるため、仕事や勉強に多大な支障をきたす
  • 眠気に意識をもっていかれるので、記憶力が低下、覚えられない
  • 静かな場所や、落ち着いた姿勢を取るとすぐに眠ってしまう
  • 周囲に対する配慮が欠けやすく、突発的に不可解な行動を取りやすい
  • 今までにないレベルの強い食欲を感じる

と、いった身体の変化が複数起こり得ます。

「むずむず脚症候群」

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あまり知られていないためイメージしづらいかもしれませんが、眠気を妨げる病気には脚に関するものが存在します。

「むずむず脚症候群」は睡眠トラブルに直結した「過眠症」に分類される病です。

むずむず脚症候群も、病名のとおり「脚部にむずむずとした違和感」を覚える症状が伴います。

一概に同じ病気でも、人によっては「やや不快なかゆみ」のレベルで済む場合から、酷い場合は「脚部の内側に虫が這い回るような感覚」、より重度な人の場合は「ズキズキと強い痛み」まで、そのパターンは多様のようです。

また、違和感を感じる箇所にも個人差があり、脚だけに症状が出る人、全身にむずむずの感覚が起こる人もいます。

いずれにしても、入眠に至るまでの時間が延びやすく、貴重な睡眠時間をムダにしかねないのが厄介なポイントといえるでしょう。

なお、深刻なレベルを放置していると、それが「うつ」の引き金になることも…。

ちなみに、「むずむず脚症候群」の原因は2つあり、その理由がハッキリしない特発性タイプ、別の身体の異常とセットで現れるタイプに別けられます。

後者のタイプは、「鉄欠乏性貧血」「慢性腎不全」「パーキンソン病」といった病気が「むずむず脚症候群」のリスクを高めると考えられるだけでなく、「抗精神病薬」の副作用によっても引き起こる事例が報告されています。

「ナルコレプシー」(居眠り病)

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

ナルコレプシーとは、「居眠り病」の別名がある「過眠症」に類する病です。

「ナルコレプシー」は、成長期の10代(特に14~16歳に集中)に発症者が集中し、気絶したかのような強烈な眠気が10~20分の眠りが必要となる病気です。

欧米では、0.02~0.04%の発症率といわれます。
しかし、日本人は欧米人以上に発症の割合が高く、全体のうち0.16~0.59%が該当するとのこと。

ドライブ中であったとしても、急に眠くなるため、酷い事故につながりかねない怖い病気と見なされています。(実際に事故に発展した前例がいくつも存在します)

発症ペースは1日に数回、しかも数時間周期でやってきます。また、感情の起伏のあとには、脱力感が数分間つづくこともあります。

周囲からは「眠るのが好きな怠け者」と誤解されるばかりでなく、自身でも病気である自覚を持たないケースが珍しくないようです。

自身でナルコレプシーとは理解できないまま、自己嫌悪に陥る人も少なくないといいます。

根本的な原因救命は未だ至っていないのですが、病院での脳波測定によって病気の可否を知り得ることが可能です。

仕事をしている際に気絶するかのような居眠りをくり返す場合は「ナルコレプシー」を疑っておきましょう。

「うつ病」

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

精神疾患で知られる「うつ病」は健全な睡眠を妨げるおそれがあり、ストレスの多い現代社会では特に警戒が必要な病といえます。

うつ病は、眠れずげっそりしてしまう「不眠症」を招くイメージが強いですが、リスクはそれだけに限りません。

いくら寝ても寝足りない「過眠症」も、うつ病が引き金となる病気として理解しておかなくてはなりません。

精神的な問題に追い打ちを掛けるように、睡眠が思うように取れない状況を繰り返し、自殺(自死)に至る人も少なくないといいます。

日頃のストレスがきちんと解消されていなかったり、自律神経を弱めてしまう生活習慣を繰り返している人は、うつ病を発端とする睡眠トラブルの予防策を講じておくことをお勧めします。

メンタル部分に問題があると感じている人で、仕事しているあいだ眠いと感じるのであれば、心療内科の本格的なカウンセリングを必要としているサインかもしれません。

「月経関連過眠症」

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

「月経関連過眠症」とは、女性特有の生理によってもたらされる眠りに関する病を意味します。

月経がはじまる1週間ほど前から昼間の眠気が強まる特徴があります。

ただし、名前を挙げた他の深刻な病とは異なり、生理が始まるとともにその眠気は緩和され、元の状態に戻っていきます。

女性に一律に起こり得る眠気ではなく、生理中に痛みが強い人、生理時に頭痛が強まる人、生理時に気持ちが滅入りやすい人に顕著に現れる傾向があります。

強い眠気が2日以上継続し、1年のうちに複数経験した場合は、この病気の疑いを持っておいた方が良いようです。

「肝臓」に関連した病気全般

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

「いくら眠っても寝足りない…」あるいは「最近、爽快感ある眠りとは無縁」といったように、眠りが健全に行われていない人ほど警戒しておくべきは「肝臓」に関連する病気(複数)です。

人体にある部位はそれぞれに特化した機能があるのですが「肝臓」は主に「解毒」を中心に活動しています。

肝臓は、食事で摂取した栄養素を血液に送り込むだけではありません。

外部から入ってくるウイルス・アルコールといった直接に摂り込むと有害な異物も肝臓が分解処理でしっかりガードしてくれます。

しかし、それらは肝臓が元気な状態である間だけ。

日頃から肝臓への多大なダメージを与えてきた人の体内では、肝臓の働きが思うように機能せず、体内に「毒素」が蓄積される結果に…。

肝臓が不健康になることで、「不眠」「過眠」「低血糖」など、眠りを妨げる、あるいは活動時の強烈な眠気を引き起こすリスクが高まることになるのです。

そんな肝臓に関する病気の一例を挙げると、

「肝硬変」
「脂肪肝」
「肝臓がん」
「アルコール性肝炎」
「B型肝炎」
「C型肝炎」
「糖尿病」

など。

脂っこい食べ物を好む人、アルコールを過剰に摂取する人は眠気関連の病気リスクが高まるので要注意です。

「沈黙の臓器」ともいわれる肝臓のトラブルは、発覚が遅れることが少なくなく、1度大きな病に遭遇してしまうと立て直していくのは相当に難しくなります。

肝臓機能が欠けると眠気以外への体内の負担増大は必至となるため、未然に防いでいくつもりで構えておきましょう。
以上、睡眠に関する主な病気でした。

この他にも眠気に関連した病気は探せばまだまだあるはずです。しかし、主なものとして上記を疑っておくことから始めてみて損はないはずです。

睡眠障害は自身で自覚できないケースが珍しくないので、あなた自身もひょっとしたらこれらの健康トラブルによって眠気を感じているのかもしれません。

また、ご家族や知人など、周囲で眠たそうにしている人が居る場合は、病気の可能性を本人に伝えておいた方が良いかと思います。

 

眠気に関連する病気… 考えられるデメリットとは?

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

眠気が伴う上記のような病気は、共通して以下のようなデメリットを抱えてしまう傾向にあります。

  • 仕事で周囲の人たちに迷惑を掛ける
  • 勉強が思うように進まず、いつまでも思うような成果が得られない
  • 集中力が持続しないため、読書をはじめ、頭を使う頻度が減る
  • 他人とのスケジュール調整が難しいので、人付き合いが悪化しやすい
  • 病気の理解が無い他人から「眠ってばかり=怠け者」と誤解を受けやすい
  • 病気の自覚がないことで、明るい気持ちになれず自己嫌悪に

このように、いったような広範囲に及ぶ悪影響が懸念されます。

特に対人関係へのデメリットが大きく、その後の生活に支障をきたすケースが少なくないため、多大なストレスにつながるおそれが考えられます。

コミュニケーション能力も高く、明るい性格であったとしても、精神疾患に発展するまで病気が深刻化してしまうケースも充分にあり得る話です。

対人関係以外の問題にも配慮が必要で、一部の病気は放置していると、脳梗塞や肝硬変といった生命に直結したトラブルに至る場合も…。

眠気に関する問題は「寝る時間さえ増やしておけば良いだろう…」と誤解し、根本的な治療に目を向けない人が多い現実があります。

あなたの人生をより良い状態にしていくためにも、少しでも違和感を感じたら早期に対策を講じていくよう、考えてみてください。

 

眠気関連の病気を避けよう 実践すべき3つの解消策

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

放置をしてしまうと、あらゆる面でのデメリットが考えられると上記では理解頂けたかと思います。

しかし、何かしらの対策を講じていくことでトラブル回避は可能なので、心配無用です。

眠気関連の病気を防ぐための主な解消法3つについて説明していきます。

解消策① 生活習慣を改めて

健康維持の基本ともいえるのが「生活習慣の改善」ですが、これは睡眠に関連する病気へのリスクを減らすためにも必須の条件。

起床時間、就寝時間、食事の時間、それぞれが不自然なほど乱れてはいませんか?

さらには、普段の食生活では、質の良い栄養素をきちんと摂取していますか?

ひょっとして、タバコ・アルコール・睡眠薬・ジャンクフードなど、身体に負担を増やしかねない悪癖を続けてはいませんか?

基本とは言うものの、生活週間は当たり前すぎるがゆえに見落としやすく、生活習慣病に至る人が後を絶たないのが現実です。

眠気のトラブルを回避する意味でも、そのほかの健康トラブルにならないためにも、常に改められる箇所はないかこまめにチェックしてみましょう。

解消策② ストレス解消で病気リスクを減らす

ストレスは万病の元と言われているのに、いつも心が穏やかに過ごせている人は少ないものです。

眠気による病気もストレスが引き金になる可能性が高い、というよりもストレスが直接的な要因になっている場合が少なくありません。

精神的に滅入っている人ほど、その症状が顕著になるおそれがあります。

健康な心身を確保するために、ストレス解消は常に考えておくようにしましょう。

たとえば、

  • 使い心地の悪いものは処分し、快適なものと交換(パソコン、オーディオ、イス、ファッション、布団、枕、シャンプー、ブラシ、ヘアバンド、香水、など)
  • ストレスを感じる人付き合いとならないよう付き合い方を見直す(友人、知人、恋人、親族、など)
  • 環境そのものを変える(引っ越し、転職、進路変更、など)
  • 定期的にしたいことをする(趣味、カラオケ、ドライブ、ゲーム、雑談、電話、デート、映画鑑賞、音楽視聴、など)
  • 身体がリラックスできる時間を確保する(お風呂、健康的な食事、など)
  • スポーツ、エクササイズなど、しっかり汗をかけるような「運動」を行なう

ちょっとした意識を持つだけで、ストレスは大きく緩和されると思います。

ぜひ試してみましょう。

解消策③ 病院の診断で健康状態を確認する

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

眠りに関してはまだまだ医学的に解明されていない部分が多いジャンルです。

そうはいっても、あなた一人で悩んでいても解決が難しいトラブルが多く、時間とともに深刻なレベルに発展しがちです。

日中に強い眠気に悩まされつづけたり、夜間いつまでも眠れない状況が当たり前になっているのだとしたら、あなたの身体で病気が進行している可能性は否定できません。

現在の身体の状況を知るためにも、仮に病気になったとしてこれ以上トラブルを拡大させないためにも、病院での早期診断をお勧めします。

上記で紹介した「睡眠時無呼吸症候群」「ナルコレプシー」「肝臓がん」など、どれもタイミングを逸すると、甚大な後遺症が残ったり、最悪な場合は死に至るキケンも充分に考えられます。

突発的な眠気により意識を失った結果、ドライブ中に意識を失い、他者を巻き込んでの大事故…といったケースも実際に存在するため、放置だけは絶対にやめましょう。

周囲を巻き込んで取り返しのつかない大惨事を引き起こしてしまう未来では、誰も幸せにはならないと思いますし、あなたも絶対に後悔するはずです。

多くの病気では保険適用内の治療が期待できるので、とりあえずは医師のアドバイスを受けることから始めてみてください。

なお、「睡眠障害」を専門にしている医療機関がお近くにある場合は、医師に直接問題を相談してみるのも良いと思います。

 

睡眠関連の病気 おわりに

異常な眠気は病気のサイン!? 考えられる11の病名とは?

本人に病気であるという自覚が無いケースが多々ある睡眠関連の病は、周囲の理解が必要となります。

放置をしていると、学生さんなら勉強に充てる時間を失い、成績が本来よりも低くなる問題が考えられます。

職場で睡眠症状に悩まされるサラリーマンであれば、仕事への悪影響から左遷や解雇のリスクを高めかねません。

あなたが家族を支える重要な立場なら、他人事として捉えておくことは大変キケンです。

ヘタをすると、生活基盤そのものが崩壊してしまうおそれも充分にあるため、多くの問題につながるリスクを未然に防ぐ意味でも、適切な対応を考えてみてください。

問題が深刻化する前に、出来ることから始めてみてください。

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