眠気がずっと続くのはなぜ? いくら寝ても眠くなる原因と解消法

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眠気がずっと続くのはなぜ? いくら寝ても眠くなる原因と解消法

まいにちの生活のなかで、当たり前のようにくり返す「睡眠」ですが、身体の違和感を感じることがたまにあるはずです。

あなたは「いくら眠っても爽快感を得られず、いつも眠さを感じてしまう…」という悩みを抱えてはいませんか?

眠さが単なる一時的な問題で済む場合もあるでしょう。

しかし、睡眠時間が充分なのに強い眠気を感じる頻度が多い場合、大きな身体の異常が顕在化しつつある可能性も…。

ということで、今回は、 いくら寝ても眠くなる原因と解消法についてご紹介していきます。

 

 いくら寝ても眠くなるのは「睡眠」トラブルの可能性大!?

眠気がずっと続くのはなぜ? いくら寝ても眠くなる原因と解消法

「充分に眠っているはずなのに眠い…」こう感じてしまうのは、睡眠が正しく行われていないサインです。

何かしらの理由によって「浅い眠り」しか得られていない可能性が高いんです。

短時間で爽快感が得られる「快眠」や「熟睡」の真逆で、浅い眠りを長時間繰り返している身体は、疲労物質が抜けきれないため、頭がスッキリせず身体が重く、眠気が際限なく続いてしまう…。

なぜ睡眠が浅くなるのでしょう? それは以下のような点が影響しているのかもしれません。

  • 生活リズムに一貫性がなく、体内時計が正常に機能していない
  • 眠りにつくための「疲労」が足りない(運動不足など)
  • 暗い部屋でスマホ・PC・ゲーム機などのバックライトを凝視している
  • つよいストレスを感じる生活 & きちんとストレス解消していない
  • 就寝前、カフェインを含むドリンクを飲むクセがある
  • 就寝前に消化の悪い食べ物(脂っこいもの、肉類など)をよく食べる
  • バランスの良い栄養素を摂れていない、不健全な食生活が常態化

このように睡眠が浅くなる原因は多岐に渡ります。

もちろん、上記以外にも浅い睡眠につながる行動は存在しますが、あなたが不健全な生活をしている自覚があるのなら、その点を改善しておくことを考えてみましょう。

 

いくら寝ても眠いときにやってほしい9つの解消法とは?

眠気がずっと続くのはなぜ? いくら寝ても眠くなる原因と解消法

睡眠時間は充分にもかかわらず、それでも眠く感じるトラブルの解消法はシンプルです。

今以上に「深い眠り」を得られるよう、日々の暮らしを改善していけばいいのです。

具体的な解消法としては、以下を参考にしてみてください。

①生活リズムを整える

生活リズムが乱れた状態は、体内の睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌を減らす変化を与えます。その結果、いくら寝ても寝足りない状況を誘発しやすくなるのです。生活リズムのズレが生じた際の対策では、規則正しい生活に切り替える必要があります。

夜に眠って日中に仕事をしているのなら改善はさほど難しくないと思います。しかし、日勤・夜勤を掛け持ちしていて、いくら寝ても眠い状態が続くのであれば自力での改善はおそらく難しいはずです。その場合は、転職も視野に入れておくと長期的な健康維持には良いかもしれません。

②適度な運動を心がける

程よい「疲労」は熟睡を得るためには必須の要素です。しかし、身体を全く動かさない運動不足が慢性化している人は、浅い眠りしか得られない状況となりやすく、いつまで眠っても眠気の解消は難しくなってしまいます。運動習慣がないのであれば、急な運動をつづけてもおそらく三日坊主で終わってしまうでしょう。はじめのうちは、まいにち5分ほどのストレッチで徐々に身体を慣らしていくことをオススメします。少しの運動でも習慣化していくことで今よりも良い状況となるはずです。

③自律神経を健全な状態にしていく

質の良い睡眠を得るには、「自律神経」が正常に機能していなくてはなりません。

自律神経とは、ヒトの呼吸や血流など無意識的を制御を行う部位にあたり、身体の活動時に活性化する「交感神経」、睡眠時をはじめ身体がリラックスしている状態で活性化する「副交感神経」の2タイプに分かれます。

この2つの自律神経の健全化は、それぞれをバランスよく機能させることで実現します。身体的な過労状態を避け、心身のリラックスを心がけるように意識してみましょう。

自律神経を良い状態に保つコツとしては…

  • シャワー中心の生活を避け、入浴の割合を増やす
  • 38℃~40℃のお湯に浸かり、リラックス効果を得る
  • 適度な運動で身体にほどよい刺激を与える
  • 就寝前はカフェイン、アルコールの摂取を避ける
  • ストレスをマメに解消する

その他の解消方法と重複する部分も多いのですが、こういった点に気を配っておくと良いでしょう。重要なのは片方に偏りすぎない、ということ。

④食生活を改める

食べ物は「人格形成」に大きな影響を与えるといいます。実際に、再犯率の高い犯罪者ほどジャンクフードを好む傾向にあるとのリサーチ結果があったりします。

そんな食の乱れは決して他人事ではなく、睡眠に関するトラブルとも密接な繋がりがあります。

身体機能に必要な栄養素を欠いた状況がつづくと、非効率な睡眠しか得られなくなり、いつまでも寝足りない身体になりやすいのです。

逆をいえば、食生活(栄養素)を改めていくことで大きな改善が見込めます。質の良い睡眠を得るために「快眠」を促す栄養素をしっかり摂取していきましょう。

「乳酸菌」「葉酸」「カルシウム」「ビタミンB1」「ビタミンB12」「ビタミンE」「鉄分」「マグネシウム」「カリウム」「トリプトファン」などがその機能をもった栄養素としておなじみです。年齢や用途にあったものを選択してみてください。なお、日常の食事での摂取が難しい成分はサプリメントでカバーしてくのも良いと思います。

⑤虫歯・騒音対策など 眠りを妨げる問題を解消しておく

睡眠を阻害する問題を解消することは睡眠の質を高める上ではとても意味があります。

たとえば、口腔ケア。「虫歯」を解消することも大きな意味があります。ついつい、歯の治療はギリギリまで先延ばしにしてしまう人が多いのですが、このせいで浅い睡眠しか得られず、日中に眠気で苦しい思いをしてしまうかもしれません。

睡眠の健全化を図っていく方法としてはこの他に、「騒音対策」も挙げられます。耳栓をはじめ、防音対策となる環境改善の余地があるのか考えてみてください。

睡眠を阻害する可能性のある寝具は処分しておくのも良いでしょう。寝具は清潔な状態を常に保ち、気候に影響しない体温調節が行われているのかもチェックしてみてください。

⑥「呼吸器系」に異常がないかチェック

睡眠の質のを高めるためには、鼻・口の「呼吸」が健全に行われていなくてはなりません。「アレルギー性鼻炎」のように鼻づまりが酷い状態を放置していると、鼻を介した呼吸が難しくなり、脳への酸素供給が著しく難しくなります。

その結果、睡眠の質低下に至るリスクが高まってしまいます。

また、口呼吸は睡眠への悪影響にとどまらず、口内の乾燥状態による雑菌繁殖を招きやすく、虫歯・歯周病といった口腔トラブルを誘発するデメリットももたらします。鼻呼吸が大変な場合は改善するためのグッズをいくつか試しておくと良いかもしれません。(マスク、鼻の通りを良くするパッチ、口閉じテープ、など)

なお、気道が正常でない人の場合「睡眠時無呼吸症候群」によって、深刻な後遺症が残るリスクも考えられるので警戒が必要です。(病気については下記参照)

⑦「心」の問題を解消する

上記内容とも重複するのですが心の健全化は質の良い睡眠を得る上で大変重要な意味があります。言い換えるうと、「ストレス」が蓄積するにつれて睡眠トラブルに悩まされるリスクは高まります。

なんと、多大なストレスを被る人が罹りやすい「うつ病」は、不眠症との関連だけでなく、いくら眠っても寝足りない「過眠症」とも関連性が指摘されているのです。

「いくら眠っても寝足りない状態」が慢性化している人のなかで、ストレス原因に心当たりがあるのなら、心療内科でのカウンセリングを受けておいて損はないはずです。

ストレスは身体を制御するための「自律神経」への悪影響が出やすく、放置していると別の健康トラブルが同時に顕在化しかねません。心の問題は、早期に問題解決を図るよう、意識しておきましょう。

 

眠気解消方法を試しても改善されない場合は3つの病気を疑おう…

眠気がずっと続くのはなぜ? いくら寝ても眠くなる原因と解消法

充分に眠っているのに、それでも眠気を感じて、さらに上記にある改善方法を試したものの…それでも改善しない場合もあります。

自身であらゆる解消方法を試しているのに、延々と眠くなってしまうようなら、深刻な「病気」の疑いを持つようになさってください。

以下は、いくら寝ても眠い人は特に警戒が必要な「病気」の一例となります。

 

①睡眠時無呼吸症候群

「睡眠時無呼吸症候群」は文字のとおり、睡眠中に行われるはずの呼吸が気道の圧迫によって阻害されてしまう病気です。正常な呼吸が停滞することで浅い睡眠しか得られず、長時間の眠りのあとも激しい睡魔に襲われる症状が伴います。

睡眠時無呼吸症候群は、放置していると血流に関する病気リスクが高まります。

最悪の場合は「脳梗塞」「動脈硬化」によって甚大な後遺症、あるいは死に至るといったケースも珍しくありません。

自力での解消は難しいため、医療機関での解決を図りましょう。

睡眠時無呼吸症候群では、経鼻的持続陽圧呼吸療法(「CPAP(シーパップ)療法)といわれる気道を広げて眠りを改善を図る方法が一般的です。軽度であれば、マウスピースを使用する治療もあります。

ただし、気道を大きく阻害している深刻なレベルの場合は、メスを入れる外科治療が必要になるかもしれません。(保険適用内)

②ナルコレプシー

「ナルコレプシー」は、特に日本人は警戒しておくべき睡眠に関連する病気です。

しっかり睡眠時間を確保したにもかかわらず、日中に「気絶」してしまったかのように激しい眠気に襲われる特徴があります。

30分程度の短時間でスッキリと目覚めるのですが、症状が酷い場合は数時間後に再び同様のサイクルが襲ってくる特徴があります。

そのほか、感情の起伏の反動によって強い疲労を感じたりと、デメリットが多く存在します。

原因は未だハッキリとはしていないものの、その人のもつ「遺伝情報」「オレキシン(タンパク質)」が発症の引き金になっていると考えられています。

きちんと眠っているのに仕事・学業での居眠りを頻繁に注意される回数が多い人は、ナルコレプシーを疑っておいたほうが良いかもしれません。

ナルコレプシーは、精神科・神経内科の医師に相談しましょう。

特に日本人に発症率が高いため、他人事として考えないことをオススメします。

③うつ病からの「過眠症」

ストレスが自律神経を弱め、結果として浅い眠りにつながることは上記でも説明しましたが、強烈なストレスが慢性化し、それがうまく解消されず蓄積されつづける場合は「うつ病」からの「過眠症」に注意を払う必要があります。

うつ病は多くの場合、不眠症状が伴うのですが、少数ですが過眠が症状として顕在化する場合もあります。

体温が低下したり、日光を浴びない状態が続くと精神状態に悪影響を与えやすく、結果としてうつ病リスクも高まるため、思い当たる人は体温調節、日光浴を心がけてみてください。

寒くなる季節にその症状が現れる「冬季うつ病」は、20~30代の女性は特に過眠に繋がらないよう、警戒しておくことをオススメします。

なお、冬季うつ病による過眠症は、食事療法、光療法、薬物療法、心理療法といった治療があります。

 

いくら寝ても眠くなる原因 まとめ

眠気がずっと続くのはなぜ? いくら寝ても眠くなる原因と解消法

このように、いくら眠っても眠くなる原因は、ある程度は理解いただけたと思います。

繰り返しますが、睡眠に関するトラブルは、「浅い眠り」を解消していくことが何よりも重要です。質の良い睡眠が得られるように心がけていきましょう。

軽度の問題であれば、まずは生活習慣を改めることからはじめてみてください。
上記にあるとおり、場合によっては「外科手術」を早急に行なうべき可能性もゼロではありません。深刻な状況と思しき場合は、家族の助けを借りつつ、医師の診断を受けるようにしてみてください。

睡眠に関するトラブルは、第三者には共感しづらく「怠け者」と誤解されやすい問題です。
放置していると、今いる立場が危うくなるばかりで済まされず、対人関係の軋轢や生活基盤を失うリスクにもなりかねません。

ヘタをすると命のキケンに直結することも充分に考えられます。

睡眠改善のために、あなたの人生をより良いものに変えていくために、できることからはじめていきましょう。

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